攻略本を買うのが好きでした。あの本はなんかしらの魔力が働いていると思います。やったこともないゲームなのに、僕を惹きつけるんです。挙句の果てにはソフトを買わずに攻略本だけ読む。今は、実況動画を見ることに成り替わったのかもしれません。
僕が5歳くらいのときに初めて買ったテレビゲームは、プレイステーション1のドラえもんでした。「のび太と復活の星」というタイトルです。今ではクソゲーと言われています。ロードが長い事や演出が可笑しいところなど、いろんな要因があります。中でも極めつけは、子供向けタイトルにもかかわらず、難易度が高い事です。買ってもらったばかりのころは全くクリアできませんでした。ステージも全然進みません。でも、何も気になることなく当時は楽しくプレイしていました。
やったことある人にしか伝わらないだろうけど、砂のステージのボス、めっちゃ強くない?ダメージが通っているのかどうかが分からなくて、いまだに倒し方がよくわからない。あのボス戦は30分くらいやっていた記憶があります。
この前見た実況動画↓
6歳頃に、ドンキーコング64をやりました。これは神ゲーだという声を聞いたことがありますが、当時の僕からしたらドラえもんと同じく鬼畜ゲーでした。ほとんど親にやってもらっていました。というか、親の方がドンキーを楽しんでいました。学校から帰ってくると、僕の知らないステージが出現しています。
それを探し出すゲームと化していました。これは、人生と似ています。人に勧められた道を進んでいると、自分自身の事が分からなくなっていきます。何故、自分がここにいるのか、目的を見失います。
ゲームは放棄できますが、現実は延長線上に続きます。リセットもできません。途方に暮れるしかなくなります。
もしゲームでこんな状態になってしまったとき、あなたならどうしますか?
僕なら、攻略サイトを見ます。自分で探し出すのに疲れたら、飽きたら、無理だと思ったら、スマホを使って調べます。攻略サイトってめちゃくちゃ細かく書かれてますよね。隠しアイテムも取り放題です。
「ゲームはそれでいいけど、人生に攻略サイトなんてねーよっ!!」
このように思われる方もいると思います。
でも、実は「人生の攻略サイト」ってあるんです。
それは、
人生もゲームも、先人達がアドバイスをくれます。それを、自分なりに消化して、進んでいけば良いと思うんです。ここで、一つ注意しなければいけないことがあります。それは、アドバイスを鵜呑みにするのはダメってことです。自分なりに考えなければ、また自分自身を見失ってしまいます。
人は莫大な情報量の中に生きています。
使える情報は活用したいですよね。