今日もキツネの嫁入りなり

日々の何気ない事象を僕という関数に突っ込んでドロっと放出されたモノを逃がさないように集めたブログです

大学1年生だった頃の僕に言ってやりたい7つの大切なこと

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僕は、大学は生きていくうえでとても重要なターニングポイントの一つだと思っています。辛い事も悲しい事もありましたが、それ以上に最高で楽しくて、1年生の頃には想像もつかないような出来事もたくさんありました。でもそれは、僕の運が良かったからです。たまたま良い環境に恵まれ、素晴らしい人達から影響を受け、何とかギリギリで考え方を変えることができたからです。頭の中をリセットしてもう一度大学生活を送ったら、きっとただのポンコツが出来上がるでしょう。高校生から大学生へとシフトする際に、物事の考え方を変えなければ豊かな生活をおくれません。僕が大学入学時から知りたかった事を紹介します。学生、学生になる予定、学生の子供を持つ人達全てに読んでいただきたい記事です。

 

大学は学生生活の一部でしかないぞ

学生生活は、大学での出来事が全てではありません。先生に言われたとおりに勉強だけしていれば良いわけではありません。それではただ知識がある人が出来上がるだけです。多くの人は、大学を卒業したら社会人として生きていくことになります。そのため、学生の間に様々な経験をする必要があります。学校という閉鎖的な場所で生きていても、様々な経験は出来ません。

アルバイトをしたり、ボランティアに参加したり、学生生活で出来る事は山ほどあります。旅行に行って知見を深めるのも良いと思います。僕の友達で日本一周した人がいます。その人はとても多くの話題を持っていて、話しているだけで楽しくなります。また、考え方も面白く、同期ですが尊敬する友達のうちの一人です。

ちなみに今の僕のオススメはブログを始める事です。通常の生活よりも文章力を身に付けることが出来ますし、ブログ仲間から気付きを与えられることも多々あります。また、今後さらに情報化社会が進む世界で、「発信する」という事が重要になってくるからです。僕がよく見させてもらっているブロガーの中にも、学生の方がたくさんいます。今、大学に入学するような人達は、スマホなどのコンピュータを扱う能力があります。これは、10年前では考えられない事です。強みを活かしていきましょう!

豊かな生活をするためには、大学外でも能動的に学ぶ必要があります。例えば、「本を読む・大人と話す・セミナーに出る・趣味に全力を出す」などです。大人と話すと多くの気付きを得る事ができます。大学の先生と話すのも良いですが、一般的な会社に勤めている社会人と話すことでも、良い刺激を受けられます。

多用な人に会う事が一番効果的ですが、毎日誰かと会うというのはとても難しいことです。そのため、読書も強くオススメします。特に勧めたい書籍を5冊紹介します。

 

大学1年生の時に読みたかった本

読書の大切さに気付く本

www.fox-wedding.com

 この記事も参考にしてください。

 どう成長していけばよいか?モチベーションも上がる本
 死を意識してやりたいことをやる本
 現在の常識を作り上げてきた人類史について考える本
 やる気が出ないのは脳のせい。だったら、やる気が勝手に出てくる脳を作ればいいじゃん!という本

オススメな本はたくさんありますが、他に読みたいものがない方はまずこの5冊を読んでみてください。これらを読めば、あとは勝手に自分に必要な本を買って読み進めていくはずです。 

学生生活は自由ですが、やりたい事や、やらなくちゃいけない事がたくさんあります。全てやりきることなんて不可能です。そこで、豊かな生活をおくるコツとして、「本当は重要ではない事をやらない」という決断をしてください。やりたいことを決める前に、やらないことを決めるんです。もしかしたら、それが大学の講義という場合だってありえます。講義に出る事も自由なんです。もちろん、講義以上に価値のある経験をしなければいけません。

文章を書いていて思い出しました。僕は大学1年生の頃にスーパーで買い物をしていたら、カットモデルに誘われたことがあります。どうやら近くに美容師学校があるようで、大会に出場するためのモデルを見つけていたようです。僕は大会がいつあるのかを聞いたところ、数カ月先の月曜日と言われました。僕はそのとき「何言ってるのこの人?大学付近であきらかに学生だと分かる僕に声をかけてきて平日とな?講義あるじゃん。無理に決まってるでしょ!」と思いました。せっかく声をかけていただきましたが、「すいませんその日は学校がありますので…」と断りました。講義よりも貴重な経験が出来たかもしれないのに…。もし声をかけられたのが2年生であったなら、喜んで参加していたことでしょう。僕の中ではカットモデルという経験は、講義1日分よりも得るものがあると思うんです。

大学の講義だけでなく、能動的に学ぶとイベントの日程が被ることがよくあります。どちらが自分のためになるかをよく考え、取捨選択していく事が大切です。講義にもちゃんと出ようね!

 

目的を意識して生活しろよ

何か指標が無いと取捨選択は出来ません。その指標は「大学に入学した目的」といえます。自分は何故学生生活をしているのか?学生生活で何を学べばいいのか?それが分からないと得るものも捨てるものも決められないし、卒業時に後悔する事になります。

でも、目的を持つってとても難しいですよね。「自分のやりたい事」が決まってる人ってけっこう少ないです。だから、特に目的がまだ無い人は「目的を見つける事」を目的として生活してみてください。いろんな所に顔を出したり、ニュースを見たり、人と話したりしていれば、なんとなく「自分の目的」が見えてきます。初めから明確にする必要はありません。なんとなく見えてきたものを目的として、一生懸命突き進んでいってください。ズレを感じたらその都度修正すればいいんです。その瞬間に本気であればそれだけで十分です。

本気になれるものが無い状態で、生活を続けていく事だけはやめて下さい。せめて見つけようとしてください。得るものが無いまま、あっという間に学生生活が終わっちゃうよ。

 

友達は選んでいいぞ

全員と仲良くする必要はありません。しなくちゃいけないわけでもありません。幼稚園や小学校で「みんなと仲良くしましょう」と言われてきたため抵抗がある人もいると思いますが、それは幻想です。皆と親しい方が良いとは思いますが、優劣はあります。特に、悪影響を与えてくる人には注意してください。必ず現れます。それも、自分の生活が崩壊するレベルの人が…。

僕は皆と仲良くしたいタイプの人間だったため、大学1年生の後半から3年生の前半までで、大ダメージを受けました。食べ物は喉を通らなく、腹痛で苦しみました。初めて精神科に行ったらたまたま院長が出張だったためそのまま帰宅した思い出もあります。3日後、病院に行かずに治りました。

悪影響を受けると分かっていても、相手を拒否できない人もいると思います。友達を拒むのはとても勇気がいるんですよね。でも、決別しなくてはいけません。

友達を拒否できない人は、自分の事よりも他人を思いやる傾向があります。「自分さえ我慢すればいい、そうすれば全て上手くいく」というように。そんな時は「このままだと親が悲しむ」と思ってください。自分だけでなく「親のため」だと思えば、我慢は自己犠牲だけでは済まないという事が実感出来ると思います。

 

生活習慣を整えろよ

 生活習慣を変えるだけで問題を解決出来ることが多々あります。人間はロボットではありません。その瞬間毎にコンディションが変化することに伴い、生産性も変動します。睡眠不足による思考力の低下は実感しやすいですが、生活リズムも大きく影響します。これらは多くの人が認める事実ですが、生活習慣を整えることに力を注いでいる学生はあまりいません。生活習慣を整えるには『常に』努力しなければいけません。一回頑張るだけではダメなんです。だから、めんどくさいし難しいんですよね…。しかし、生活習慣を整えることは、脳を整える事といっても過言ではありません。

人間は脳には逆らえません。ならば、脳を利用してやりましょう。脳は五感から得た情報を元に、働いています。例えば、朝日を浴びれば目が覚めて、一日の準備をします。やる気も脳の働きによって出てきます。もし、正しい五感からの情報が得られなければ、脳はやる気を出してくれません。

やる気が無いのは脳のせいです。脳がやる気を出さないのは、あなたの生活習慣のせいです。

行動を変えれば心も変わり、生きてるだけで良い状態になっていきます。1コマにも遅れずにすむしね!

 さらに詳しい情報は、上に示した「ぐずぐず脳」をきっぱり治す! 人生を変える7日間プログラム」を参照してください。

 

勉強よりも大切なことがあるぞ

学生を終えたら、社会に出て、一人で生きていく事になります。もちろん家族や友達、恋人もいるかもしれないし、結婚もするかもしれない。でも、人生はやっぱり一人きりなんです。その瞬間にたまたま隣の道を歩いていることはあっても、自分と同じ道には誰もいません。生きていく力が必要です。

一般的な大学4年間の勉強をするだけで、社会に出ていけると思いますか?会社員になったとして、大学の勉強で仕事ができますか?「自分はあんなに勉強してきたのに勉強が出来なかったあの同期に研修中に抜かされた」なんてことになりませんか?

勉強は社会にでていくための一つの準備でしかありません。他にも準備をしなければ豊かな人生を歩めませんが、これらは学校にいるだけでは身に付きません。アルバイトやサークル活動、ボランティアをやってみる。学生団体を立ち上げてみるというのも良いかもしれません。

「そんな活動したら勉強ができなくなる」という方、それは「そんなに勉強したら他の活動ができなくなる」とも考えてみて下さい。

勉強がしたくて来たという目的を持っている学生は勉強をすればいいし、そうではない学生は勉強以外も全力でやらなければいけません。大学は僕らの未来に対しては責任をとってくれません。自分が大学に来た目的に合わせて、よく考えて行動しましょう。

 

一生忘れないような出来事に出会えるぞ

学生生活は最高でした。試験前は友達と対策をし、サークル活動では全力を出し切り泣きました。突然夜に星を見に行ったり、アホみたいなアルバイトもしました。

僕は大学に4年間通いましたが、永遠に思い出話が出来るほど、圧倒的な密度でした。

 

僕は、社会に出ていく人達がみんな素晴らしい学生生活をおくれば、それだけで勝手に日本や世界中の未来は良くなっていく気がするんです。難しい社会制度をこねくり回すのではなく、教育を変えることで、更に素晴らしくなると思うんです。

 

「最高の学生生活だった」

みんながそう言えるように祈っています。