喫煙所では喫煙者のみが参加できる「タバコミニュケーション」が開かれています。ここでは普段は話さないような本音など、様々な情報が聞けます。なかなか有益な情報交換所になっているため、非喫煙者でも無理をして喫煙しに行っている人もいます。
何故、タバコミュニケーションは有益な場となっているのでしょうか? 考察してみました。
喫煙という積極的な共通点
非喫煙者の中には、タバコミニュケーションのメリットを否定する人がいます。そのような人達は「『タバコを吸わない』グループが出来ているのを彼らは知らない。吸わない人同士でもコミュニティが形成されている」とよく言います。たしかに「タバコを吸わない」という特徴でもグループを形成することはできます。しかし、そんなグループでは「タバコを吸う」グループには勝てません。
人は共通点があると親しくなりやすい傾向があります。ただ、どんな共通点でも良いわけではなく、積極的な共通点である必要があります。タバコを「吸わない」という消極的なグループでは、タバコを「吸う」という積極的なグループほど親しくなれないのです。「筋トレが好き」なグループはあっても、「筋トレが嫌い」なグループはありませんよね?それと同じです。
また、一般的に少数であるほど親しくなれます。
よって「非喫煙者」というグループよりも、「喫煙者」というグループの方が有益な集まりとなります。
タバコの効能
喫煙家はよく「タバコを吸うと気分が落ち着く」と言います。実際、ニコチンには気分を落ち着かせる効果があるという研究結果も出ているそうです。(詳しくは調べていません)
害が大きすぎてタバコの効能がよく分かりませんが、確実にいえるのは「喫煙家はタバコでリラックスできる」という事です。このリラックスした状態の人たちが集まる喫煙所で普段と異なる話題が話されていても不思議ではありません。
喫煙所でトークスキルが磨かれた
根拠は特にありませんが、喫煙者達は昔から喫煙所に通っているうちにコミュニケーション能力が磨かれている可能性があります。そんなコミュ力強者達の集会が喫煙所で行なわれているのかもしれません。
喫煙者と非喫煙者の性格
こちらも根拠はありませんが、「喫煙する人達は元々コミュ力がある」「元々コミュ力ある人達はタバコを吸う」という元々の性格から出た行動が喫煙だったのかもしれません。
今回、勝手ながら4つの理由を挙げてみました。
集団の心理状態や行動は面白いですね。もっと深くまで解明できれば意図的に有益な場を作れそうです。