神聖かまってちゃんというバンドを知っていますか?
知らない人はとにかく一度、聞いてほしい。好みの分かれるバンドですが『ロックンロールは鳴り止まないっ』を、一度は聞いて見てほしい。
僕は高校生の頃から神聖かまってちゃんが好きです。理由はよく分かりません。ただ、このバンドが作り出すものから彼らの生き様を感じているような気がして、まるで伝記を読んでいるような気がして、それが好きなのかもしれません。
音楽や映像といった芸術作品は、手先が器用なだけでは物足りないと思うんです。楽器を弾くのが上手、綺麗に作れる、そのような要素は結局アウトプットする技術でしかありません。中身を綺麗に出して見てもらったところで、中身が充実していなければ感動しないと思うんです。これは、ブログでも同じです。そういった意味で僕は、生き様が面白く、それが反映されているブログを読むのが好きです。
つまり何が言いたいのかというと、僕は『神聖かまってちゃん』のことを最高だと思っているので紹介しますね!ってことです。
こんなバンドもいるんだな~と思ってくれれば幸いです。
紹介したい曲が多かったため記事を3つに分割してあります。
神聖かまってちゃんとは
の子(Vo, G)、mono(Key)、ちばぎん(B)、みさこ(Dr)の4人組からなるインターネットポップロックバンド。
の子、mono、ちばぎんは幼稚園時の同級生。みさこは、ネットのメンバー募集で加入する。
自宅でのトークや路上ゲリラライブなどの生配信、自作MVの公開といったインターネットでの動画配信で注目を集める。の子(Vo,G)自らの体験や感情をタブーなき赤裸々な言葉で紡ぎ、美しいメロディーによる楽曲と強烈なライブパフォーマンスで、常に話題になるインターネットポップロックバンドとして活動中。
僕は、かまってちゃんは芸能人というよりも一般人に近いと思っています。インターネットが普及するのに伴いテレビやラジオからの一方的な配信は終了しました。それにより、一般人が世界へ向けて簡単に配信できるようになりました。そこで登場したのが、神聖かまってちゃんです。
かまってちゃんは一般人から個人の力で成り上がったといえます。これはブロガーが有名になって本を出版するのと似ていますね。
かまってちゃんの出来事は、専属カメラマンの竹内さんのサイトにまとめられています。内容が濃すぎて読みきるのに時間がかかりますが、とても面白いです。
曲紹介
曲は子供ノノ聖域で聞くことができます。
ここからは僕が選んだオススメな曲を紹介します。
そよぐ風の中で
「たまに間違える人がいて 考えも否定されて 泣きそうだよと素直に 言えたらよかったんだろう」
さわやかなメロディと強い想いが融合した曲。疲れてしまった人には聞いてほしい。
天文学的なその数から
「天文学的なその数から 奇跡を引き出せよ」
恋歌。サビのメロディの運びが最高です。また、ちばぎんのソロとコーラスもカッコいい。ライブ映像からメンバーが楽しんでいる様子が伝わってきます。
ロマンス
「ごめん、ねえ ごめん、ね 悪いんだよ僕が」
とても優しい曲。の子の生き様、かまってちゃんが存在し続けていられる理由を感じられる歌です。
おっさんの夢
「出かけよう今日の僕はさ 少し仕事しすぎてしまったんだ あの時の僕を探しに きっと見つかると思うんだ だって叶えてない 夢がまだある」
「渋滞の街の中が 人生 まんまって 笑わせちゃうぜ!」
昔の気持ちや夢を思い出し、それらを今でもまだ追いかけようぜって曲です。年をとるにつれていい曲だと感じていきます。自主制作のPVも最高です。
神聖かまってちゃん【おっさんの夢】2013/1/5 Zepp Divercity Tokyo - YouTube
ライブの映像もあります。後半にかけて盛り上がっていき鳥肌が立ちます。
夕方のピアノ
「死ねよ佐藤 お願いだからぼくのためにさ」
ピアノのリフと強烈な歌詞から形成された曲。『夕方のピアノ』というタイトルと、曲の雰囲気から作り出される不思議だけどロックンロールな歌です。僕はこの曲をピアノで弾くのが好きです。
友達なんていらない死ね
「えっまじ? そんなセリフが言えたとき お友達ってやつがいるのかな」
キャッチ―なメロディが癖になる曲。一度でも人間関係に不安を抱いたことがある人は共感でき部分があると思います。
この曲を弾きながらヘドバンするmono君が凄い。
ゆーれいみマン
「存在ゆーれいみマンな僕 もし死んだら 誰か見てくれるのかなぁ 僕のことを」
ピアノのメロディがとても綺麗な曲。僕はこの曲を弾くのが断トツで好きです。観客の「ですよねー!」コールは定番。(2:15あたり)
緑の長靴
「あぁ、きっと君はこんなメロディのような人間なんですね」
さわやかな音で颯爽と鳴り響いていく、 切ないけれど美しい。そんな曲です。
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「神聖かまってちゃん」のファンである僕がオススメの曲を紹介する(2/3)