健康診断をしてきました!学校以外で受けたのは初めてで、一体何をやるのか、どこまで見られるのか分からず期待していたのに、謎の液体を飲んだりドーム状の物体に侵入したりせず、あっさりと終わりました。特に異常はないようでした!良かった!
採血
検査の項目別に病院内を歩き回り、カルテを完成させていきます。まるでスタンプラリーです。まず初めに採血をしました。僕は看護師さんに右腕を差し出します。すると、血管を可視化するため、ペンペンペンペン腕を叩かれます。叩くといっても、もちろん平手ではありません。あの型は何て説明すればいいんでしょうか?人差し指と中指だけ突き出し他の指は閉じている状態、いわゆる魔貫光殺砲の型です。
この状態をキープしたまま、ひたすら叩いてきます。
看護師「ぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺん」
それでもなかなか血管は浮き出てこないようです。
不安そうな看護師さんに対して「全然気にしてませんよ?」という思いを伝えるべく、僕は壁に貼ってあるポスターの内容をひたすら読み続けました。既に2周目に突入しています。
看護師「反対の腕は?」
僕「どうぞ」
看護師「ぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺん」
3周目のポスターツアーが終わる頃、注射器が登場しました。どうやら血管が見えたらしいです。(諦めたわけではないことを祈る)
注射器「ブスッ・・・ちゅ~~~」
僕「意外と痛くない」
かくして、採血は無事に終了しました。てっきりもっと痛いのかと思っていました。針は太く見えたので看護師さんの技術が凄いのかもしれません。
採尿
出ねぇ・・・。
今健康診断なんだけど出ない。朝に出したから出ない。絶望。
— 若居キツネ (@wakai_kitune) 2017年4月20日
外から聞こえる。受付番号のコールが徐々に迫ってきている。
やばい。出さないと…死…ッ!!!
小学校の頃、親戚の子が採尿するのを忘れて普通に用を足してしまい、泣きながら絞り出した話を思い出しました。アイツ…こんな気持ちだったんだな…。
「髪の毛一本で誰の子だか分かるしきっと大丈夫」そう言い聞かせ、極少量で提出しました。(無事に検査できたようです)
ぱくたそで検索したら出てきた「健康診断で尿がなかなか出ず困惑する男性」
心電図
看護師「少し冷たいですよ~」
電極をペタペタ貼り付けられます。
僕「アハっw」
これがけっこうくすぐったい。僕は元々、くすぐったがりではないのですが、少し意識したとたん顔がニヤけるくらいやばい。なにこれ。変なツボに入って笑っちゃう。しかも、視線の先の壁に貼ってある見本の絵の中には、最高な笑顔の男の子。なぜだ。なぜお前は心電図を貼られてそんなに笑顔なんだ。今の僕もこんな感じなのか?現在、真顔と笑顔を繰り返しているが、笑顔の瞬間を切り取るとコイツと同じ表情をしているのか?
(例:男の子の笑顔 まさにこんな感じでした)
胸部レントゲン
看護師「は〜いこっちに来てくださ~い。ボタンが付いている服は脱いでくださいね~。ここに顎のっけてね~。撮りますよ〜」
医療関係でたまにいる「めちゃくちゃ物腰が柔らかくて優しそうな人」でした。
何故あんなに優しいのか。何故どの病院でもだいたいいるのか?それは子供用の対応ではないのか?凄い。
いや、全然嫌ではないですよ。優しい対応ありがとうございました。
身体計測
身長伸びてた。1年で1cmも。177.5cmになりましたやったね!
体重は減ってました。きっとあまり動かないので筋肉が減ったんですね・・・
視力検査
看護師「穴が空いてる方を教えてください」
僕「左、右、上、左、…右」
看護師「見づらいですか?」
僕「見づらいです」
看護師「0.9ですね。次は左目です」
僕「下、左、上、右、…下」
看護師「見づらいですか?」
僕「・・・見づらいです」
看護師「0.9ですね」
聴力検査
この赤と青のでっかいヘッドホンを付けて測定しました。僕は初めて見たんですけど、これが一般的なんですかね?学校では他の機器だったので知りませんでした。
診察
最後に診察しました。これでスタンプラリー終了です。ここでは今回の総評が聞けます。
医師「特に問題ありませんね」
僕「良かったです」
医師「でも血尿が+1だね」
僕「・・・」
医師「前にもこのような経験ある?」
僕「はい、1年前に尿路結石になりました」
医師「なるほど」
僕「・・・」
結石ぃいいいいい!!!
僕の宿敵、追い出したと思っていたが、・・・
初めて出会ったのは僕が就活をしている時だった。新幹線の揺れを利用してゆっくりと忍び寄り、到着と同時に暴れ出した。コイツのおかげで面接前の脳内シミュレーションを救急車でやることになったんだ!!!
許さない!!!
僕と結石、東京夏の陣!乞うご期待!