Googleが2017年4月11日に、人工知能を搭載したAutoDrawというお絵かきツールを公開しました。これは、ユーザが描いた絵を自動で判断し、修正してくれる機能を備えています。面白そうだったのでさっそく使ってみたのですが、使いやすいし便利だし最高でした!絵を描くのってこんなに楽しいんですね!
今回は、「狐の嫁入り」の物語を描いてみました。まだAutoDrawを使っていない方や、「狐の嫁入り」を知らない方は是非見ていってください!
それと、僕の絵が下手すぎるせいなのか村人が常時ヨガをしていますが気にしないでください。
狐の嫁入り
その年の夏は日照が続き、雨がほとんど降りませんでした。このままでは稲がだめになってしまいます。
村人たちは話し合いをし、雨乞いをすることになりました。
雨乞いは、村の外れにある池で龍神様にお祈りをします。しかし、大昔からの決まりで、15歳までの少女を生贄として差し出す事になっています。
村人たちは誰も自分の娘を生け贄に差しだしたいとは思いません。そこで、人間に化けた狐を村一番の働き者である竹蔵のところに嫁入りさせ、竜神様へ差し出す事にしました。
狐の集落へと出かけて行って、結婚の話を進める事になりました。すると、ちょうど狐の村長には、年頃の娘がいました。村長は、竹蔵が村一番の働き者だと聞き、二つ返事で嫁入りの話を承諾しました。
結婚式の当日、はじめて竹蔵は狐の娘を見ました。お紺という名前で、色白で美しい娘です。竹蔵の心は揺れ動きました。生贄にするのが可哀そうになってきたのです。たとえ狐でも、本当に嫁にしてもいいのではないか。しかし、村を救うには雨乞いをしなければならない。
結婚式が終わる頃、竹蔵は言いました。
「逃げろ。これは罠だ」
おどろくに違いないと思いましたが、意外にも、お紺は落ち着いて、こう答えました。
「いいのです。人間と狐が結婚するなんて、下心があるにちがいないと、はじめから分かっていました。それに私は、昔からあなたのことが好きだったの。少しの間でもあなたと夫婦になれて、とても幸です」
お紺は竜神にさらわれてしまいました。
空は晴れ渡っているのに、まるでお紺の涙のように、大粒の雨が降り始めました。村人たちは大喜びですが、竹蔵の心は、一生晴れることはありません。
「狐の嫁入り」はどうでしたでしょうか?竹蔵はとても辛い思いをしましたね…。でも、彼にはヨガがあるのできっと大丈夫でしょう。ヨガ万歳。
ヨガの効能
- ストレス解消
- 疲労回復
- バランス感覚アップ
- ウエスト引き締め
- 頭痛緩和
- 便秘解消
- 足のむくみ解消
絵が下手な人にとってAutoDrawは、表現の幅を広げてくれます。みなさんも使ってみて下さい。面白いですよ!