「水中、それは苦しい」というスリーピースバンドを知っていますか?先日、Youtubeをかけっぱなしで入浴し、さっぱりとした気分で部屋に戻ったらこのバンドが流れていました。初めは、「芸人のは~か~!」と歌う彼らを見て困惑しましたが、いつの間にか不思議と感動している自分に気付きました。一体彼等はなんなんだ?何を歌っているんだ?何故こんなに聞き入ってしまうんだ?理由は分かりませんが、今の僕がお勧めするバンドは、彼等しかありません。
水中、それは苦しい
メンバー構成
ジョニー大蔵大臣:ボーカル・ギター
セクシーパスタ林三:ヴァイオリン
アナーキー吉田(will be アナーキーA):ドラム
水中、それは苦しいは日本のスリーピースのコミックバンド。現在の編成はアコースティックギター、ヴァイオリン、ドラムという珍しいバンドである。前身バンド「シネシネ団」時代からのオリジナルメンバーは一人もいない。
みうらじゅん、山本直樹、猫ひろし、リリー・フランキーらと親交が深く、山本直樹デザイン、リリー・フランキーデザイン、ビッグ錠デザイン、伊藤理佐デザインのバンドTシャツを制作。
猫ひろしとジョニー大蔵大臣によるネットTV『きんちゃんぎんちゃん』が、猫ひろしの公式ブログ[1]にて配信されていた。(2011年6月終了)
ジョニー大蔵大臣は、江東区レインボータウンFM 79.2『猫ひろしのキバRUNラジオ』(毎週水曜日21:00 - 21:50)に2011年8月よりレギュラー出演している。
Wikipediaを読んでもよく分からない…
コミックバンドと書かれているけど、僕はパンクバンドに近いと思っています。ヴァイオリンを含めたパンクバンドです
芸人の墓
僕が初めて聞いた彼等の歌がこの「芸人の墓」。途中に「語り」が入る曲です。曲と共に物語が進行していきます。これを聞けば、彼等はただのコミックバンドだとは思わないでしょう。芸人を自分に当てはめて聞いてみると、感慨深い曲となります。背景で猫ひろしがずっと頑張っています。
谷川俊太郎の「詩人の墓」がモチーフです。
ホタルイカの光
圧倒的な感動作。切なさの中に力強さが込められたエモい曲です。アウトロのヴァイオリンは、まるで音が光っているかのように聞こえます。個人的に一番好きです。
仕上げはおじいさん
ツッコミどころが満載な曲。ヴァイオリンが素敵です。
+α)この曲を聴いたときの感想を勝手に予想する
(書くことがないとかそういうわけではない)
0:17 その服なんだよ
0:32 子供に着せるな
0:37 ヴァイオリン
0:48 そこかよ
1:30 こっち見んな
1:58 お前かよ
2:25 孫可愛い
2:36 ここでピチカート
3:17 お前が仕上がるのか
4:00 なんだこの感情は…
農業、校長、そして手品
これもヴァイオリンがカッコ良い、平和を訴える曲。歌詞にアニメのパロディが含まれています。テンポが最高。
カミングアウトの撤回
ストリングスとアコースティックギターが交わり、切なさを感じる曲。聞けば不思議と良い心地になっている。そんな曲です。
まじんのおのようこ
壮大な曲。ゲームに使われそうなイントロから始まります。「まじんのおの」を装備して呪われた「ようこ」が主人公かと思いきや、「まじんのおのを装備できない」「ようこは何もできない」と言われ頭が混乱します。
吉田さん(ドラム)がずっとカメラ目線で演奏している「アナーキー吉田Ver.」もあります。これは誰得なんだ…
乙女の祈り
歌詞が意味不明だが何故かNHKっぽく聞こえる曲。理解することは到底不可能、想像の斜め上どころの話ではありません。考えるのは止めましょう。感じたことが全てです。
いかがでしたでしょうか?誰かに勧めたくなってきませんか?
僕はこういうバンドも大好きです。
このバンドは今も活動中です(2017年2月25日現在)。きっとこれからも名曲を生み出してくれるでしょう。応援しています。